推しのいない季節

推しのいない季節、というよりは、会えない季節という方が正しい。普段地方住みで東京のアイドルを推してる人からすると日常なのかもしれないけど、人は人なのだ。

 

去年末くらいからほぼ毎イベントに参加するような生活が当たり前になって、モチベーションというか気持ちが最高潮な時期に、このようにパッタリと会えなくなることは正直とても辛かった。いや、それはいまだ現在進行形なわけで、やっぱり今も辛い。それでもいくつかのコンテンツがあってコミュニケーションがとれてるおかげで、がんばれてはいる。それがほとんどなかった4月の後半辺りが一番しんどかった。

 

去年このブログを復活し始めた時には「もう二度とリソース全振りなんてできない」みたいなことを書いていたわけで、ホント人生なんてどうなるか分からないものである。そして全振りし始めたとたん、この試練。神は残酷なものだ。

 

周りを見ると一歩一歩元の日常に近づいてる気配も感じる。同時に「アフターコロナ」なんて言い回しで世界はもう変わってしまったのだから元通りになるわけないだろみたいな言説もあったりして、余裕がある人はいいなぁとひがむばかりである。

 

改めて、自分がどれだけ「推しがいる季節」を拠り所にしていたのか。当たり前だと思ってたものがこんなに大切で当たり前じゃないんだ。これからはもっと大事にしような。それが分かった春だった。

 

ああ、そして暑い夏がやってきてしまった。このまま、乗り切れるんだろうか。今はまだ不安しかない。